アルモリックはクレープ屋です。
よく屋台などで売っている甘い小麦粉の生地で焼くクレープと蕎麦粉でつくる食事になるガレットとよばれるクレープを焼いています。
ガレットの材料の蕎麦粉は麺の蕎麦をつくる蕎麦粉と同じもの。
こだわりの蕎麦屋さんは自家製粉でつくるのは当たり前のようです。
珈琲豆は挽きたてで淹れるのが美味しいのは常識。
蕎麦粉も風味がいいのは挽きたてなのは明らかです。
味を追求すると自家製粉にたどり着くのでしょう。
理想は自家製粉であることは間違いないので可能ならば当店でも導入したいと思います。
そんな理由で今週から試験的に自家製粉でガレットを作っています。

つかう蕎麦は今までどおり北海道産です。
変わるのは自分のところで挽く部分のみ。

蕎麦は「抜き実(丸抜き)」の状態で購入しました。
理想は「玄そば(蕎麦の実)」なんでしょうがハードルが高いのでやめました。

道具が小規模なこともあるのですが1kgの製粉にかかる時間は約1時間。
この作業時間をかけても見返りが多ければ問題ないのですが。。。
実際に焼いてみた結果なのですが香りはたしかに強くなったように思えます。
それ以外はモチモチ感がましたようです。
作業時間と品質向上のバランスは微妙なところです。
しばらく自家製粉を続けて導入するかどうかをよく考えてみます。
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