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アルモリックのブログ  

鎌倉クレープリー・アルモリックの出来事を報告します。
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怖い話

お客様に本を貸していただきました。歴史的な事実に基づいた怖い話をまとめた本です。
表紙を見ていたら、私にも、だいぶ前に怖い経験があった事を思い出しました。


30代の頃は元気だったので、風が吹いていいれば海でウィンドサーフィンをやっていました。当時は江の島の横にある西浜は規制が緩くて車を浜に入れることが出来ました。ウィンドサーフィンは道具が多いので西浜は便利な場所でした。

毎週のように海のスポーツをやっていると、そのうちに溺死体に遭遇するという心構えが当時はあって、その時はしょうがないかなと思っていました。
その日も西浜でウィンドサーフィンをやっているとお米やコンクリートが入っている袋のような感じのものが海に浮かんでいるのを見つけました。ウィンドサーフィンというスポーツは風をつかって100メートルくらいの距離を行ったり来たりするのが基本的な動きです。
だから行ったり来たりする間に、その浮遊物を見る事になります。

ボードのフィンに引っ掛けると厄介なので位置を確認して何回か見ているうちに「なんだか変な感じがする物」だと気が付きました。どうもうつ伏せになっている人のように見えるのです。海の中でどうにかするもの厄介なので一度浜に上がって様子を見る事にしました。
潮の加減なのか、波の力なのか、ゆっくりと、その物体は岸に近づいてきます。

10分か20分くらいの間、じっと浜に立ってみていると確かに人がうつ伏せになって浮いているようです。「とうとう自分も溺死体に遭遇してしまった」と観念しました。
当時は西浜に交番があったので、そこに連絡に行くのが一番いいかなと思っていたら事態が劇的に変化しました。

驚いたことに、その海に浮いていた人が立ち上がったのです。水深は1メートル程度の場所なので歩いて浜に上がってきます。その人の服装はセーターを着て長ズボンに白いゴム長靴、そして手提げ袋を持っています。
海に入る人の姿ではないです。その姿を見て思わず私は恐怖でへんな声を出してしまいました。普通ではない状況に一緒に来ていた友達を探したのですが、彼は海の上で遠くにいるので呼ぶことはできません。あたりを見回しても、その日はなぜか観光客もいなくて現場には私一人です。

助けを呼ぶ人が近くに居ないので、自分でどうにかするしかないのですが何をしたらいいのかわからない。そのうち浮いていた人はしばらく海を見たのち波打ち際に体育座りをして10分程度したら江の島方面に歩いて去っていきました。


死んでいると思っていた人が立ち上がったのは恐怖でしかありませんでした。
あれはいったい何だったのだろう?不思議な体験です。

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【 2022/12/13 (Tue) 】 未分類 | TB(0) | CM(0)
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